「ストーリー」を大切にしたい
集団指導部門 責任者
材井 隆彦 先生
PROFILE
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- 担当教科
- 国語・英語
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- 血液型
- O型
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- 趣味
- アウトドア全般
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- 特技
- 釣り
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- 座右の銘
- クラスはファミリー
子どもたち一人ひとりの「ストーリー」を大切にしたい
同じ問題でも、同じひとつのマルでも、子どもたち一人ひとりによってそのマルの価値は違います。国語が苦手な子が頑張って書いた記述問題が見事正解!今回の単元は絶好調で五問連続正解!誰よりも速く解けて正解!部活で疲れていたけど集中できて正解!など同じ一つのマルでも様々な背景、つまり子どもたち一人ひとりの違ったストーリーがあるはずです。これらは授業の中だけでなく、休み時間に見せる表情や、何気ない会話の中からも読み取ることができます。子どもたちのストーリーをできる限り多く発見し褒めることで、やる気を引き出してあげたいと思います。
学習を通じて「耐える力」を身につけてほしい
人生には、楽しく幸せなことだけでなく、時には大変なことや、しんどいことにぶつかります。私は学習を通じてでも、人生で必要な「耐える力」を身につけさせることができると考えています。勉強に一生懸命取り組む過程では、頑張ったのに結果が出ないなど、しんどいことや辛いこともあります。しかしその都度、逃げ出してばかりでは何の成長もありません。小、中学生の間に困難に立ち向かい成功体験を積んだ子どもたちは、大人になっても逆境に負けずに頑張ることができます。日々の指導を通じて「耐える力」の重要性をしっかりと伝え育むことができる先生でいたいと考えています。
かけがえのない宝物
子どもたちに気付かされた天職と思える仕事
3年間指導してきたある教室から人事異動の関係で離れることに…。最後の授業の日、子どもたちに今まで一緒に頑張ってくれたことへの感謝と、これからの成長への期待の言葉を伝えました。その時思いもよらない出来事が!男の子も女の子もクラス全員が別れを惜しみ、涙を流してくれたのです。実はその学年は私が最も多く叱った学年だったので、全く予想できず本当に驚きました。と共に、私はなんて幸せな仕事をしているのだろうと大きな感動で胸が震えたことを今でも覚えています。
大人が泣ける仕事はそう無いと思います。先生が私の天職であり、一生この仕事を続けていこうと心に決めた瞬間でした。