東加古川校 教室ニュース
2024/11/07
【11月度】校長からのメッセージ
お知らせ
艱難辛苦汝を玉にす(かんなんしんくなんじをたまにす)
これは西洋のことわざで、「艱難辛苦」は苦しみや悩み・つらいこと、「玉にす」は美しく立派にするという意味があります。つまり、人は多くのつらい苦しみに耐え抜き、自分の力で乗り越えたときにこそ、立派な人間として大きく成長することができるという教えです。例えるなら、冬場成長するときに雪や霜に耐えた野菜ほど、甘みがぎっしりつまったよい味になるのと似ているでしょう。
ただ、そうだと頭で理解していても苦難の大きさや状況によっては気持ちが折れそうになることもあるかもしれません。そんなときはこんなふうに発想を転換してみて下さい。「しんどいと感じるのは目標に向かって一生懸命がんばれているからこそしんどいのだ。手を抜き、いいかげんにやっていてつらいと感じることはないだろう。つまり、苦難に立ち向かっている瞬間こそ達成に近づき、自分が成長しているときである。しんどさは決してマイナスではなく実はプラスにつながる一歩なのだから、負けてしまうのはそんなチャンスを自分で無駄にしていると同じだと。」
これは何も勉強だけに当てはまることではありません。スポーツや習い事、日常生活でも苦しみや悩みから逃げるのではなく、それらに打ち克っていくほど自分の『できる』ことの幅がもっと大きくなります。自分を信じて、苦難に立ち向かう精神をもち、スケールの大きな人間へと成長していきましょう!
エディック東加古川校 校長 荒井 孝雄
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