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高校受験生の親必見!平均的な勉強時間や合格するために何から始めればよい?

中学生になった子供の成長ぶりを見てほっとするのもつかの間、学年が上がるにつれ保護者も高校受験を意識するようになっていきます。


テストの結果を見て、勉強時間が足りていないのではないか、このままで志望校に合格できるのかと不安を感じる方は多いでしょう。


子供がスムーズに高校受験へ臨むためには、家庭でサポートする保護者も受験や受験勉強に関する理解を深めておかなければなりません。


本記事では高校受験に向けての流れや受験に対応できる力をつける方法を解説していきます。目を通しておくと、子供が受験勉強で悩んでいるときに声をかけやすくなるでしょう。

高校受験生の平均的な勉強時間は?

中学生の平均的な勉強時間は受験までに間のある1・2年生と3年生とで大きく違います。 高校受験生となる最終学年に上がると、時期により勉強時間が変わるでしょう。


1・2年生の間は放課後、勉強以外の活動で時間をとられるため、まとめて勉強時間を確保するのは困難です。学校から帰宅した後で机に向かえる時間は1~2時間程度でしょう。


受験を強く意識しはじめる3年生になっても、しばらくは1・2年生の勉強時間とさほど変わりありません。


令和3年5月に実施された全国学力・学習状況調査では平日の勉強時間について1時間以上~2時間未満と2時間以上~3時間未満と回答した生徒の合計が50%を超えています。


本格的な受験モードに切り替わるのは夏休みに入る頃からです。学校がある平日でも机に向かう時間が長くなり、休日には普段の2倍近くの時間を勉強へ費やす子供も増えてきます。


まだ少し余裕のある夏休みよりも本番に近い冬休みの方が勉強時間は長めです。合格に一歩でも近づきたい気持ちから熱が入る入試直前も2学期の時点より勉強時間は伸びます。


1・2年生と3年生での違いを把握するために、勉強時間の取り方やその時期にしておきたいことを含め、もう少し詳しく見ていきましょう。


出典:2.質問紙調査の結果|国立教育政策研究所
参照:https://www.nier.go.jp/21chousakekkahoukoku/report/data/21qn_02.pdf

中学1・2年生

中学1・2年生は放課後に部活動や習い事をしている場合、帰宅から就寝の間で自由に使える時間があまりありません。


勉強できる時間が1~2時間と3年生に比べて少ないのは、夕食や入浴を除いた就寝までの時間から自分の好きなことをする時間を差し引いた間で勉強に取り組んでいるためです。


勉強時間を伸ばすと就寝時間が遅くなり、寝不足で翌日の勉強へ支障をきたすおそれがあります。夜、時間を決めて勉強するのが難しい場合は、早めに起きて学校へ行くまでの時間を有効に活用してみましょう。


学校へ行く時間が決まっている朝は、毎日同じ時間に勉強する習慣をつけやすい時間帯です。朝日を浴びて軽く体を動かし朝食を取ると、頭の中がすっきりとして集中力が高まるでしょう。


受験では学校と同様、朝から試験を開始します。早いうちから朝、1~2時間程度勉強する習慣をつけ、しっかり頭を働かせるよう準備しておくのも一つです。


その日にやるべきことを時間内で終わらせるためには集中力が欠かせません。子供にとって魅力的なアイテムが近くに置いてあると、気が散りついつい手を伸ばしてしまうでしょう。勉強する部屋の環境も短い時間でしっかり勉強するための大事な要素になります。

中学3年生

部活を続けてきた子供は3年の夏休み前に引退し、高校受験生として本格的な受験対策を始めるケースがほとんどでしょう。自由に使える時間が増える夏休み期間は、できれば一日の1/4以上を勉強時間にあてるのが理想です。


夏休み期間は1・2年生で勉強した内容の復習に当ててください。高校入試は1・2年生で習った内容から多く出題される傾向が見られます。1・2年生の学習を理解できていなければ点数は伸ばせません。苦手部分を克服できるチャンスの時期をしっかり活かしましょう。


9月から冬休みまでの学習内容には受験時にポイントとなる単元が含まれています。試験で正しい回答を導き出すには、帰宅後の勉強による学習内容の定着が大切です。3期生の学校では2学期の成績が入試の内申点にも影響するため、気を抜かずしっかり勉強しましょう。


この頃はまだ、自分の弱点に気づけば克服できる時期です。模擬試験を利用して間違えやすい点や解けない問題を明らかにしておくといいでしょう。


冬休み以降は入試に向けた仕上げの期間です。勉強してきた内容の復習や志望校の過去問にチャレンジしながら本番で実力を発揮できるよう準備します。 冬休み期間と1月から試験日までの休日は8時間以上勉強時間を確保しましょう。

受験生のスケジュールは?何から始めればいいの?

高校受験に向けた勉強に早くから取り組めばその分だけ力をつけられます。 1・2年生の頃から受験を意識し毎日きちんと勉強していれば、3年生の後半には幅広い選択肢の中から志望校を選べる可能性が出てくるでしょう。


3年生になってから高校受験生として本腰を入れる場合は、できるだけ早く受験態勢へ切り替えるようにします。


夏休み前、夏休み中、夏休み後から冬休み前、冬休みから受験日までの4つに分け、時期に合う勉強スケジュールで、基礎から応用まで解けるようレベルアップしていきましょう。

高校受験の流れ

高校受験生は11月頃に三者面談が行われ、成績やその時点での内申書を見て話し合い、翌月から1月までに志望校を決定します。 志望校決定後、必要な書類を揃えて出願し、入学試験を受け、合格後に入学手続きをするのが一般的な受験の流れです。


高校の一般入試は地域や学校により日程や仕組みは異なりますが、兵庫県の場合、私立が2月上旬頃から、公立は3月中旬に試験を実施しています。

平均的な勉強時間はどのくらい?

難関校を目指し難易度の高い問題に取り組んでいる成績上位者は、授業の内容を中心に勉強している子供よりも長く勉強しています。普段の日と試験前とで時間の増減はありますが、平日の勉強時間は3時間半~4時間半程度です。


学力が平均的な子供の勉強時間は3時間弱から3時間半強のため、受験日までのトータル時間数で見ると成績上位者と差が開いていることがわかります。


実力よりも偏差値の高い高校を目指すときは内容を理解する時間、応用問題を考える時間が必要です。平均よりも多めの勉強時間を確保し目標を達成させましょう。

勉強は〇〇から始める

受験勉強は目標を持つところから始めましょう。 3年生になった段階で、志望校の候補をピックアップします。次に希望の学校へ合格するために必要な成績、内申点を調べて具体的な目標を設定しましょう。


目標があると次の定期テストで目指す点数もはっきりし、モチベーションのアップにもつながります。夏休み前のまだやることが多い忙しい時期も少しずつ勉強を進めていきましょう。確実にステップを上がれるよう、基礎を固めながら小さな目標をクリアしていくことが大切です。

効率的に勉強するにはどうすればいい?

長い時間机の前に座りたくさん勉強しようと思っても、計画性なくだらだらと取り組んでいたのでは結果に結びつきません。 多少短い時間でもポイントを押さえ集中して勉強すれば、実力はついていくでしょう。


受験までの期日は限られています。入試日まで時間を無駄にしないよう集中して取り組まなければ合格のチャンスを逃しかねません。効率よく勉強するとより多くの問題が解け、気になる部分を再度確認する時間も作れるでしょう。


ここからはより効率よく勉強するための方法を紹介していきます。受験勉強がはかどるように少しだけ工夫してみましょう。

勉強計画を立てる

勉強はあらかじめ計画を立てておくと取り組みやすくなります。志望校合格のために勉強しなければならないと頭でわかっていても、机に向かい集中して勉強するのは容易ではありません。


自分の部屋は勉強する場所であると同時にくつろげる空間でもあります。 周りのものに気を取られず勉強へ集中するには、やる気を持続させる工夫が必要です。


勉強計画は時間割のようにきっちりスケジュールを組まなくても構いません。一週間のうちにどの単元を何時間勉強するか決めておけばOKです。決めた数字を目標にして、無理のない範囲でこなしていきましょう。

インプットとアウトプットをバランスよく取り入れる

暗記ものをただ覚えただけでは問題を解く力が十分ついたとは言えません。実際の試験で理解した内容を使うには、情報や知識を吸収(インプット)した後、外に出す作業(アウトプット)が必要です。 アウトプットにより覚えた内容は記憶され定着していきます。


勉強でのインプットは授業や自分自身で勉強した内容を覚えることです。覚えた内容を使って問題を解く、授業内容をまとめて書くなどの作業がアウトプットにあたります。


日頃から手軽に取り組める暗記に片寄らないよう、インプットとアウトプットをバランスよく取り入れると勉強効率は良くなるでしょう。

同じ内容を勉強するときは時間を空ける(分散学習)

学んだ内容を定着させたい場合は分散学習を取り入れてみましょう。同じ内容を続けて勉強せず、時間を空けてから行う方法が分散学習です。


理解した内容をすぐに復習すると集中的に同じ内容を学習できるためしっかり頭に入ったように思えますが、実は短い期間で繰り返し勉強しても定着しにくく、時間の経過により忘れてしまう可能性があります。同じ内容を集中して勉強するのは効率的ではないということです。


記憶に残し定着させるには、時間を空けてから復習に取り組むのが効果的だと言われています。 定着しやすい方法を利用し、試験時に実力を存分に発揮できるようにしましょう。

学習塾に通うメリット

学習塾に通うと勉強する習慣が身につき、勉強の質を上げられます。 日々の努力が評価される機会も増え、勉強に対する意欲も向上していくでしょう。ほかにも学習塾に通わないと得られないさまざまなメリットがあります。

具体的な受験情報が手に入る

学習塾に通うと受験に関連する情報を手に入れやすくなるでしょう。入試は年度により出題の傾向や内容、そのほかのルールが変わる場合があります。 最新情報をいち早く集めておくと安心して高校受験に臨めるでしょう。

モチベーションを維持しやすい

志望校合格を目指して頑張るほかの子供たちとお互い高め合いながら勉強できるため、モチベーションを維持しやすくなるでしょう。 個人で勉強する場合も塾の自習室を利用して雰囲気を変えると集中力が高まり、意欲的に取り組める可能性があります。

的確な入試アドバイスが受けられる

学習塾では高校受験について熟知している先生から、入試に関する的確なアドバイスを受けることが可能です。 実力をつけ自信を持って受験に臨めるようサポート体制も整っています。時間の使い方や日々の勉強方法などで迷ったときも力になってもらえるでしょう。

まとめ

志望校へ合格するには長い期間をかけて計画的に実力をつけていかなければなりません。高校受験生の平均時間より多く勉強しても、中身が充実していなければ思うように成績は伸びないでしょう。


受験に向けた勉強を始める時期は子供によって違いますが、なるべく早く効率の良いやり方を取り入れてスタートさせることがポイントです。


自宅学習だけで志望校に合格できるか心配な場合は、集中して勉強する時間を確保できる学習塾を活用してみるのもいいでしょう。

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