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中学生の勉強法とは?定期テストで点数をアップさせるコツを解説!

中学生になると学習内容が深くなり、勉強に対して苦手意識を持つ子どもが増える傾向にあります。学校では定期テストが実施されますが、点数アップにつながらず悩んでいる方や、どのように勉強すればよいか分からないという方もいるでしょう。


本記事では、中学校の定期テストがどのような役割を持っているのか、定期テストで点数をとるためにおすすめな勉強法、などについて教科別に紹介していきます。


自宅学習を継続するためのコツについても説明しているため、本記事の内容をもとに普段の学習方法を見直すことで効率的に自宅学習を進められるでしょう。

中学生の勉強において重要なこと

授業・教科書の復習

自宅学習では問題集に取り組む前に、授業や教科書の内容を復習しましょう。


学校の授業は教科書の内容をベースに構成されています。授業の内容を理解できていないと、問題集に取り組んでも思うように進まず、勉強がはかどりません。まずは教科書で学習内容を復習した上で、問題集を使って基礎力の定着を図りましょう。

勉強する習慣

次に、毎日自宅で勉強する習慣を作りましょう。


授業で学んだことは、その日のうちに復習することで定着率が高まります。部活動や習い事など、中学生になると自宅学習の時間を確保するのは難しいでしょうが、まずは1時間からでも構いません。無理なく毎日続けることを優先し、自宅学習を習慣化しましょう。

目標設定

もう1つ大切なことは、目標設定することです。


闇雲に勉強するのではなく、目標を決めることで勉強のモチベーションが上がります。将来の目標や、少し先の目標、そして毎日の目標など、ゴールとなる期間を変えて目標設定しましょう。定めた目標は目に見えるかたちで残しておくことで、学習意欲が高まります。

定期テストが実施される意義

中学校で定期テストが実施される理由は、大きく分けて3つあります。


1つ目は、学力定着のためです。学習内容はインプットとアウトプットを組み合わせることで定着します。授業の内容に沿った定期テストを実施することは、学んだことがきちんと定着しているかを知る1つの指標になります。


また、定期的に理解度をチェックできる機会があることは、先に書いた目標設定にも役に立ちます。目先の目標に定期テストを持ってくることで、毎日の勉強のモチベーションアップにつながるでしょう。


2つ目は、成績評価のためです。定期テストの点数は、学習の定着度を客観的に見ることができます。特に国語や数学などの主要5教科の場合は、定期テストの点数が学期末の成績評価に大きく影響するでしょう。


3つ目は、高校進学のためです。高校受験の合否判断にかかわる内申点は、普段の成績や定期テストの点数によって左右されます。


内申書には1年生の成績から含まれるため、3年生になってから慌てて対策するのではなく、1年生のうちから定期テスト対策を継続することが大切です。

【教科別】中学生の勉強法

国語

国語の学習で大切な読解力を身につけるには、たくさんの本を読むことをおすすめします。楽しみながら読書を習慣化できるよう、興味のある分野の本で構いません。読解力は全教科に通じる大切な力です。日頃から本を読む習慣を身につけましょう。


また、漢字や文法などの暗記が必要なものは、繰り返しインプットするだけでなく、アウトプットする時間が大切です。手を動かしてノートに書く、声を出して読んでみるなどアウトプットを意識しましょう。

数学

数学は、単元ごとの知識をしっかり定着させることが大切です。公式をただ覚えるだけではなく、内容を理解することが次の単元の学習につながります。新しい公式を覚える際は、問題演習を繰り返して内容を理解する勉強法を意識しましょう。


解説を読んでも理解できない問題が出てきた場合は、1つ前の単元が理解できていない可能性があります。その場合は、前の単元に戻って再度理解を深めることで、知識を積み上げていくことができるでしょう。

英語

英語の学習では、単語や文法をよりたくさん暗記する勉強法を意識しましょう。ただ教科書を読むだけではなく、音で聞いたり声に出したりと様々な方法で英語に触れることが効果的です。


教科書の文法や例文が定着することで、少しずつ長文読解の問題も内容が理解できるようになるため、知っている単語や文法を増やしていくことが大切です。より多くの単語を覚えることで、知らない単語が出てきた場合にも文脈から判断して読み進められるようになります。

理科

理科は公式を活用できるように、暗記と問題演習を繰り返す勉強法がおすすめです。反復して暗記することで知識を定着させましょう。学んだ知識は問題を解くことで、使いこなせるようにしておくことが大切です。


理科は数学と同様、学習内容が次の単元にも関係している教科です。先の単元でつまずくことのないよう、分からないことは理解してから次に進みましょう。繰り返し問題集に取り組むこともおすすめです。

社会

中学生の社会は暗記事項がたくさんあるため、効率よく暗記を進めることが大切です。口に出して読む、語呂合わせなどを活用して印象に残る覚え方を見つけましょう。覚えた知識は小テストなどを使って自分でチェックすることで、より定着が深まります。


また、歴史分野はただ用語を覚えていくのではなく、時代の流れもあわせて覚えるのもおすすめです。時代の流れを理解することで、一連の流れを関連付けて覚えることができるでしょう。

勉強の仕方が分からなくなるのはなぜ?

闇雲に教科書を読んで満足している

勉強の仕方が分からないと感じる理由は、闇雲に教科書を読んで満足しているからでしょう。中学生の学習の基本は教科書の内容の定着ですが、ただ教科書を読むだけでは定着しません。


問題演習で知識をアウトプットすることによって定期テストの結果にも表れてきます。教科書を読む際は重要ポイントがどこかを意識し、その先の学習につなげていきましょう。

勉強に対するやる気が出ない

もう1つの大きな理由は、勉強に対するやる気が出ないからです。


勉強する習慣を継続させるポイントは、勉強に対するモチベーションを維持させることです。しかし、勉強することに疑問を持つ中学生も多いでしょう。将来の選択肢を広げるためにも、自分自身がやる気を維持できる方法を見つけることが大切です。

勉強のやる気を出す方法とは

最後に、勉強に対するやる気を出すコツを4つご紹介します。


1つ目は、勉強に適した環境を作ることです。学習机は整理整頓を心がけ、余計なものは置かないようにしましょう。勉強の妨げになるゲームや携帯電話は目につかないところに片付けるなど、勉強に集中できる環境を作ることが大切です。


もし自室での勉強がはかどらない場合は、自宅のリビングや図書館など場所を変えてみましょう。集中力を維持するために、室温を少し低めに保つこともおすすめです。


2つ目は、身体の調子を整えることです。身体が疲れていると集中力は持続しません。まずは睡眠時間をしっかり確保し、身体をゆっくり休めましょう。勉強中に集中力が途切れる場合は、少しの時間仮眠をとるのもおすすめです。


また、同じ姿勢を続けるのではなく、途中でストレッチをしたり散歩をしたりするなど、少し身体を動かして血流をアップさせましょう。長時間の勉強は身体にも負担がかかります。


適宜休憩を入れて椅子から離れたり、飲食をしたりすることを意識しましょう。脳や身体がリフレッシュし気分転換できるため、集中力アップにつながります。


3つ目は、学習の目標を設定して可視化することです。その日の目標、1週間の目標、次の定期テストまでの目標など、大きさを変えて複数設定しておくことがおすすめです。設定した目標は紙に書くなど、目に見えるかたちで残しておくとより効果的です。


なお、勉強時間を目標に設定するのは避けましょう。何時間勉強するかを決めるより、どこまで勉強するかを意識するほうが勉強のやる気は持続します。


4つ目は、自分に合ったスケジュールを組むことです。得意科目の分かる問題から取り掛かるほうが集中力が持続する場合や、暗記科目は寝る前に取り組むほうがいいと感じる場合があります。自分に合ったスケジュールを見つけましょう。

まとめ

中学生の学習内容を定着させるためには、教科の特徴や自分に合った勉強法で学習を進めることが必要です。


また、環境や身体の調子を整えることも学習効果に直結するため、少しの工夫でより意欲を持って学習に向き合えるようになります。


本記事の内容を参考に、まずは学習と向き合う環境を整えるところから始めましょう。いきなり大幅に習慣を変えるのではなく、集中して取り組める学習時間を少しずつ確保し、定期テストの点数アップへつなげましょう。

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