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志望校はどう決める?正しい選び方のポイントとは

「志望校はどれぐらいの時期から選び始めるの?」
「子どもは、友だちと同じところに行きたいと言っているけれど、それでいいの?」
このように子どもの志望校の選び方について、疑問がある保護者の方もいるのではないでしょうか。


本記事では、志望校の正しい選び方のポイントやチェックする項目、志望校選びを始める時期などについて紹介します。


この記事を読むことで、志望校を選ぶ際にチェックすることが分かり、子どもに合った学校を選択できるでしょう。


子どもの志望校選びに困っているという方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

志望校を考える際のポイント

志望校を一つに絞らず第一志望群として考える

「○○学校に行きたい」と一つの学校に目標を絞ることは、素敵なことです。


しかし、志望校を一つに絞ってしまうと、途中で志望校を変更しなければいけない状況になったときに対応できない可能性があります。最悪、受験に失敗することも考えられます。


志望校をはじめから一つに絞って受験に向けて動くのではなく、行きたい学校を3~4校選び、第一志望群として考えておくようにしましょう。

知名度で決めない

「有名校だから」「合格できたら自慢できる」など知名度を優先して、志望校を選んでしまうことはやめましょう。


知名度が高い=子どもが行きたい学校や学びたいことが学べる学校であるとは限りません。


知名度を優先するのではなく、「本当に学びたいことは何か」「この学校に進学すれば何を学べるか」ということをじっくり考え、親子で話し合い志望校を決めましょう。

学力ではなく行きたい気持ちで決める

志望校選びで学力は重要な指標ですが、受験までに時間があるのであれば、子どもの行きたい気持ちを優先するようにしましょう。


子どもの学力は努力次第で、受験直前まで伸びる可能性があります。そのため、早い段階から学力だけを理由に志望校を選ぶ必要はありません。


また、子どもの行きたいという気持ちを優先する方が、勉強へのモチベーションも高まります。学力ではなく行きたい気持ちで決めましょう。

志望校選びに失敗しやすいパターン

偏差値で選ぶ

志望校を選ぶ上で指標となるものに偏差値があります。偏差値は重要ですが、それだけを基準に志望校を選ぶのは良くないです。


能力に合う偏差値の学校に入学できたとしても、校風や通学時間などその他のことが、子どもに合わないとギャップを感じ、転校や退学という事態に陥ることが考えられます。


偏差値だけでなく、その他の項目も考慮しながら、子どもに合う学校を選ぶことで失敗を避けられるでしょう。

先生から勧められたところを選ぶ

志望校は、子どもの気持ちを第一に決めることが大切です。学校や塾の先生から「○○学校はどうですか」などと勧められることがありますが、アドバイス程度に捉えておきましょう。


先生から勧めたからという理由だけで志望校を決めると、合格できたとしても、学校に行くことが負担になってしまったり、後悔してしまったりする可能性があります。


必ず子どもの意志を尊重するようにしましょう。

友だちと同じところを選ぶ

仲の良い子と離れたくないからと、友だちと同じところを受験したいと思う方はいますが、これは、志望校選びに失敗しやすいパターンの一つでしょう。


友だちが行きたい学校=自分の行きたい学校であるとは限らないからです。友だちとの関係が良好でも学校の勉強が自分に合わなければ、後悔することもあるかもしれません。


子ども自身がどうしたいかを第一に考え志望校を決めましょう。

志望校選びを始める時期とは?

志望校が決まれば、目標が明確になり、何をすれば良いか具体的な計画を立てられるようになり、合格に近づけます。そのため、できるだけ早くに志望校を決めた方が良いです。


中学受験を検討している小学生は、6年生の8~10月ぐらいまでには、志望校を決めることができると良いでしょう。6年生の夏休み明けの9月になると、多くの塾で具体的な受験対策がはじまります。


塾に通っていない方も、本番の3ヶ月前までには志望校を決めて、受験対策として過去問演習などをはじめた方が良いため、遅くとも10月には志望校を決めておきましょう。


高校受験の場合は、中学3年生の夏~11月頃までに、公立・私立どちらを志望校にするのか決めます。私立受験することを決めた場合には、このとき、第一志望群を絞っておくと、スムーズに受験対策ができるでしょう。


次いで、12月頃までに私立の具体的な志望校を決定し、1月頃までに公立の志望校を決定し、本番に挑むスケジュールがおすすめです。

志望校を考える際にチェックする項目

通学がしやすいか

良い学校でも自宅から遠い場所にあると、通学に時間がかかってしまい、「勉強時間が減る」「体力が消耗し、勉強に集中できない」といったデメリットが発生してしまうことが考えられます。


「環境を変えて勉強を頑張りたい」など特別な理由がないのであれば、できるだけ自宅から通いやすい学校を選ぶようにしましょう。

校風が自分に合っているか

学校によって雰囲気は、大きく変わります。礼儀作法に厳しい学校、制服がなく子どもの自由を尊重する学校、部活動に力を入れている学校などさまざまです。


自分の意志を尊重してほしいのに、校則が厳しい学校に入学してしまえば、校風が合わず、ストレスを感じてしまいます。校風が合っているかも重要なポイントです。

偏差値が自分に合っているか

一般的に、偏差値の低い学校は、基礎に重点を置き、逆に高い学校は大学への合格を目指したレベルの高い授業が行われています。自分の目標や学力と合った、偏差値の学校を選ぶようにしましょう。


また前述したとおり、本番までに時間がある場合、学力が伸びる可能性があるため、偏差値が足りないという理由で志望校を絞る必要はありません。

どのような進学実績があるか

進学校や難関大学への進学を希望している場合、進学実績を確認することも忘れてはいけません。


難関大学への進学を希望している場合、進学実績がない学校に入学してしまうと、受験のためのカリキュラムが用意されていない可能性があります。希望する進路に進めず、後悔することがないように進学実績を参考材料の一つとして見ておきましょう。

志望校の情報を集める方法

OBやOGの話を聞く

パンフレットなどからでは分からない、学校の雰囲気やカリキュラム、先生などのリアルな情報を知りたい場合には、実際に通っているOBやOGに話を聞くと良いでしょう。実際に体験した人の意見は、志望校決定の貴重な判断基準にできます。

オープンキャンパスに参加する

オープンスクールに参加することで、学校の雰囲気を自分の目で確認できますし、関係者からの話を聞くことで、貴重な情報を得られます。気になる学校のオープンスクールには積極的に参加しましょう。

インターネットで検索する

口コミサイトやSNSから志望校の評判などの情報を得られます。先輩の話を聞けない場合には、インターネットで情報を集めましょう。


ただ、インターネットの情報の中には、うそも含まれています。全ての情報を鵜呑みにしないことが大切です。

まとめ

志望校は、教師に勧められたから、知名度が高いからと安易に選んでしまうと、将来にマイナスな影響が出ることも考えられます。後悔してしまうことがないように、志望校選びは慎重に行いましょう。


志望校は、子どもの気持ちを第一に、校風や進学実績、偏差値などをしっかりチェックして選ぶことが大切です。


OBやOGの話を聞いたり、オープンスクールに参加したりして、志望校の情報を集めて、子どもに合う学校を選ぶようにしてください。

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