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勉強中に眠くなるのはどうして?受験生必見の眠気を吹き飛ばす対策方法

「どうして勉強始めると眠くなるのだろう?」
「勉強中に眠気が来たときの対処法が知りたい!」
勉強を始めるとなぜか眠くなってしまい、思うように勉強が進まず困った経験がある人も多いでしょう。


本記事では勉強中になぜ眠くなるのかという原因や、どうしても眠くなってしまった際の対処法について解説しています。本記事を読み終わったころには眠気に対して正しい対処ができるようになるはずです。


勉強中に眠気を覚える受験生などにおすすめの内容となっているため、ぜひこの記事を参考にして眠気を克服しましょう。

勉強中に眠くなる原因は?

頑張って勉強しようとしているときに、眠気が襲ってきて思うように勉強が捗らなかった経験がある人も多いでしょう。ここでは勉強中に眠くなる原因について紹介していきます。当てはまる原因があるかぜひ確認してみてください。

睡眠が足りていない

眠くなる原因として真っ先に疑うべきは睡眠不足です。文部科学省が公表しているデータによると、14~17歳の子どもが取るべき「限界最短睡眠時間」は7時間であり、これを下回っている場合は睡眠時間が足りていない可能性があります。


人は睡眠を毎日適切にとる必要があり、週末に「寝だめ」と言われる行為に意味はありません。そのため、前日に睡眠が上手く取れなかった場合、翌日に足りなかった分の睡眠を補おうと眠気が襲ってきます。


出典:早寝早起き朝ごはんで輝く君の未来|文部科学省
参照:https://katei.mext.go.jp/contents2/pdf/R3_keihatsushiryo-student.pdf

ブドウ糖が足りていない

人間が一日に消費するカロリーの内、約2割が脳の使用によるものだと言われています。厚生労働省提供のe-ヘルスネットによると15歳~17歳の一日の基礎代謝量は男性で1610kcal、女性だと1310kcalで、その内の2割だと男性322kcalと女性262kcalとなる計算です。


このことから勉強することが非常にエネルギーを必要とする行動だとお分かりいただけたでしょう。


さらに、特別な場合を除いて、ブドウ糖とは人間の脳がエネルギーとして利用できる唯一のエネルギーであるため、不足してしまうと脳の回転が上手くできず、結果として眠気を誘発してしまいます。


出典:加齢とエネルギー代謝|e-ヘルスネット(厚生労働省)
参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-02-004.html


出典:ブドウ糖|e-ヘルスネット(厚生労働省)
参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-030.html

酸素が足りていない

眠気が襲ってくる原因として、睡眠が足りていないや、ブドウ糖が足りていないなど、生活習慣や体調面での原因を紹介しましたが、外的要因による眠気の誘発もあります。


酸素が足りず、二酸化炭素濃度が増えることで著しくパフォーマンスが下がるという研究データもあります。換気が悪い部屋での勉強は集中力を落とすだけでなく、脳の回転が下がり、最終的に眠気を誘発してしまうでしょう。


特に近年は流行病などの影響もあり、マスクの着用が求められ、酸素が上手く脳に取り込めない状況もあります。


出典:仕事中にウトウトするのは酸素が足りないから|一般社団法人 日本生活習慣病予防協会
参照:http://www.seikatsusyukanbyo.com/calendar/2012/002182.php

勉強中に眠くなった場合はどうすればいい?

勉強中に眠くなる原因を根本から取り除くことが望ましいですが、どうしても眠気が襲ってきてしまうことがあります。


ここからは勉強中に眠くなってしまった場合にできる対処法を紹介していくため、ぜひ実践してみましょう。もちろん眠気が来る前に実践しても効果があるため、予防策としても有効です。

環境を変える

同じ場所、同じ科目をずっと勉強していると飽きてきてしまうのが人間というものです。飽きてなかなか頭に入ってこない強化より、定期的に場所を変えて気分転換して飽きるのを防ぎましょう。


また、同じ部屋で勉強して眠気が襲ってきた場合、部屋の二酸化炭素濃度が高い可能性もあるため、換気が良い場所に変更して勉強するのもおすすめだと言えます。

ストレッチをする

科目を切り替えても眠気が襲ってくる場合はストレッチをするのも有効な対策です。


ずっと座っていると体が固まってしまい、血流も悪くなってしまいます。そこで、立ちあがってストレッチをし、血液の循環や呼吸を促すことで良いリフレッシュになるでしょう。


また、身体活動・運動が不足していると肥満や糖尿病になりやすくなると考えられているため、定期的なストレッチは眠気がきていなくとも行うことをおすすめします。


出典:エコノミークラス症候群の予防のために|厚生労働省
参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170807.html


出典:生活習慣病とその予防| 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会
参照:http://www.seikatsusyukanbyo.com/prevention/exercise.php

仮眠を取る

どうしても眠い場合は、思い切って仮眠を取るのもおすすめです。ただし、ベッドやソファで横になってしまうと起きない可能性があるため、座ったまま机に突っ伏すなど、深い眠りに入らないような体勢で行うことが重要です。


時間も15分程度が理想で、30分以上寝てしまうと本格的な眠りについたり、目覚めても眠気が増したりする可能性があります。


また、仮眠のつもりで目をつむったら数時間経っていたなんてことがないように、アラームを忘れずにセットしましょう。

勉強中に眠くならないための予防法は?

勉強中に眠気が来た場合の対処法について紹介しましたが、そもそも根本的な原因を取り除かない限り、日常的に眠い状態が続いてしまいます。


ここからは勉強中に眠くならないための予防法を紹介していくため、眠気に悩まされている人はぜひ実践してみましょう。

睡眠の質を高める

日中に眠気が来るからと言って、闇雲に睡眠時間を増やしても予防法として効果が期待できないでしょう。


そこで、まずは睡眠の質を高めることが重要になってきます。人間の睡眠には浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠があり、約90分周期で変動しています。


睡眠の質が悪い状態と言うのは、常に浅い眠りレム睡眠の状態で、体がいつでも覚醒できる状態にあるため、ノンレム睡眠と比べて体がなかなか休まりません。


深い眠りのノンレム睡眠へ入るためには、寝る前のブルーライトをカットしたり、部屋を静かな状態にしたりといった方法が挙げられます。


まずは、質の良い睡眠を得ることを心がけましょう。


出典:睡眠 |e-ヘルスネット(厚生労働省)
参照:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/alcohol/ya-034.html

食生活の改善

食生活を改善することでも眠気の予防になると聞いて、なぜかと疑問に思う人もいるでしょう。


先述した通り、勉強という行為は非常にエネルギーを必要とします。エネルギーが足りていない状態で勉強しても集中できないだけでなく、眠気も襲ってきます。


特に中高生で朝ご飯を抜いて学校に行く子どもが多くいますが、文部科学省が出しているデータによると毎日朝食を食べる子どもに対して、朝食を食べない子どもの方が、20%程度「午前中の調子が悪い」と回答した人が多いそうです。


また、塾や部活で晩ごはんの時間が遅い子どもは、太りやすく、体内時計のリズムも夜型に変化します。朝食で取ったものはエネルギーに変換されやすいのに対して、夜遅い食事は脂肪として体内にたまりやすいため、肥満の原因になるとされています。


そのため、適切な食事を適切なタイミングで取ることが重要となってきます。


出典:早寝早起き朝ごはんで輝く君の未来|文部科学省
参照:https://katei.mext.go.jp/contents2/pdf/R3_keihatsushiryo-student.pdf

運動習慣を身につける

運動することで、疲れて眠くなると思っている人もいるでしょう。しかし、運動は「休息モード」になっている体を「活動モード」に切り替えて、体温、心拍、血圧などを上昇させる効果があります。


本格的な運動は、時間や場所を取るため難しいでしょうが、ストレッチや軽い筋肉トレーニングは場所や時間を選ばず行えます。勉強の合間に運動する習慣を身につけましょう。


しかし、寝る前の激しい運動は寝付けない原因になってしまうため、寝る直前の時間帯は避けましょう。


出典:早寝早起き朝ごはんで輝く君の未来|文部科学省
参照:https://katei.mext.go.jp/contents2/pdf/R3_keihatsushiryo-student.pdf

創造学園で学習習慣を身につけよう!

学習習慣を改善しようとしたけど、それでも勉強中に眠気が襲ってくる子どももいるでしょう。そこで、外部の専門家に頼ってみるのもおすすめです。


創造学園では、学習塾で勉強を教えるだけに留まらず、家での勉強も子ども任せにしない取り組みがされています。そのため、学生のモチベーションを維持する方法や、学習習慣の改善についてのアドバイスも専門家から受けられるでしょう。


また、学習習慣というのは身につけるのが難しいものですが、一度崩れるとなかなか元に戻りません。しかし、創造学園では安定した教育環境の提供に注力をしており、オンライン授業も様々な創意工夫で対面と変わらないクオリティで提供しています。


もし、学習習慣で困っているならば、創造学園などの塾を検討することもおすすめです。

まとめ

この記事では、なぜ勉強中に眠くなるのかという原因から、その対処法、さらには根本的な解決策まで解説してきました。


勉強中の子どもにとって、睡魔というのは最大の敵と言っても過言ではありません。しっかりと対処法を自分の学習習慣の中に組み込み、適切な予防をしていきましょう。


また、睡眠というものは人間が正常に頭を働かせるために必要不可欠な行動です。睡魔に対する正しい付き合い方を覚えて、今後一生役に立つ行動習慣を実践していきましょう。

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