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期末・中間テストの勉強法まとめ!定期テスト対策をしっかり行い高得点をとろう

「中学校ではいつ定期テストが行われるの?」
「定期テストにはどんな対策が必要なの?」
このように、中学入学後の学習について疑問をもつ方も多いのではないでしょうか。


本記事では、中学校で行われる期末・中間テストについて、どのような対策が必要か、教科別の勉強法などを紹介します。


この記事を読むことで、定期テストに必要な準備を計画的に進めることができ、テスト本番でいい結果を残せるようになるでしょう。定期テストに対する不安が解消され、普段の学習から少しずつ対策できるようになります。


定期テストについて知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。

中間・期末テストってどんなもの?

中学に入ると、学期ごとに中間テスト、期末テストが実施されます。


実施時期や教科、出題範囲は地域や学校ごとに異なります。


1学期の中間テストは5月中旬~下旬、期末テストは6月下旬~7月初旬、2学期の中間テストは10月中旬~下旬、期末テストは12月初旬~中旬、3学期は学年末テストとして2月下旬~3月初旬にテストが実施される学校が多くみられます。


学校行事の兼ね合い等で時期が変わる可能性があるので、年間スケジュールをチェックするようにしましょう。特に通学する中学校が2学期制の場合は注意が必要です。


中間テストは国語・数学・理科・社会・英語の5教科での実施が多いのに対し、期末テストや学年末テストは音楽・美術・保健体育・技術家庭の副教科を加えた9教科での実施が多い傾向にあります。


定期テストは1日に全教科を実施するのではなく、数教科ずつ、何日かに分けて実施されることがほとんどです。スケジュールを把握し、計画的に勉強を進めましょう。

定期テストは高校進学に関わるの?

定期テストの成績は、高校受験に合否の決め手のひとつになる内申点に影響します。高校入試は入学試験と中学校での成績によって合否が決まり、内申点が低いと希望の高校に進学できないことになりかねません。


入試本番で十分な点数を取っても、内申点が低ければ選考に落ちることもあり得ます。


もちろん授業時の学習態度や提出物等も内申点に加味されますが、定期テストの点数は各教科の評価に直結します。そのため、定期テストで良い結果を残すことは高校進学にも大きく関わると言えるでしょう。


また定期テストは、普段の学習内容がどれだけ理解できているかを知るためのテストでもあります。定期テストをひとつのゴールとして、少しずつ学習を定着させていくことは結果として高校入試対策につながります。


定期テストは出題範囲ごとにどこが理解できていて、どこを復習する必要があるのかを客観的に知ることができる機会です。普段の学習を定期的に見直し、定着を深めることで、中学一年生のうちから学力をアップさせ、受験対策をしていきましょう。


家庭学習を習慣づけることも受験対策の大きな強みです。特に初めの定期テストでいい結果を残せると、学習を続けるモチベーションとなります。

定期テストの目標を決めよう

定期テストを受ける前には、目標を決めるようにしましょう。目標が達成できたかどうか、明確に判断できるよう、できるだけ具体的な目標を立てるのがおすすめです。


次の定期テストで何点以上をとる、テスト当日までにワークを何回解くなど、具体的な数字を入れた目標を意識しましょう。


設定する目標は、現状より少し上のレベルにすることも大切です。現状からあまりにかけ離れていると達成できずにモチベーションが低下してしまいます。少しずつステップアップできる目標を決め、目標に沿った勉強法を見つけましょう。

中学生の中間・期末はどれ位勉強時間をかけるもの?

部活のテスト休みを把握しよう

ほとんどの中学校では、定期テスト前に部活動が休みになります。定期テストのスケジュールとともに、部活のテスト休みを把握しましょう。


定期テストはただやみくもに勉強を進めるのではなく、現状を正しく把握し、目標達成に向けて計画を立てて勉強を進めることが大切です。テスト勉強をどのように進めていくか、勉強に使える時間はどのぐらいあるかを把握するためにも、部活動のテスト休みを確認することは必要です。


部活動のテスト休みは、定期テストが始まる1週間前からとしているところが多い傾向にあります。しかしテスト休みに入ってからテスト勉強を始めるのはおすすめできません。


特に教科数の多い期末テスト・学年末テストでは、各教科の十分な勉強時間が確保できずに終わってしまう恐れがあります。

テスト勉強はいつから始めるべき?

テスト勉強は2週間前から始めるのがおすすめです。多くの学校では、2週間~10日前になると学校からテスト範囲が発表されます。テストの日程や部活動のテスト休みを確認すると同時に、2週間前から勉強を始めると決めておくとスムーズに取り掛かれるでしょう。


中学校の定期テストは基本的に、普段の授業に合わせた学習内容で出題されます。前回のテスト範囲を控えておき続きから学習を始めることで、テスト範囲の発表が遅い場合でも勉強を進めることができます。


授業時間内に発表する先生もいるでしょう。普段から集中して授業を受けることが、スタートダッシュにつながります。部活動のテスト休みがなかなかもらえない場合は、早めにコツコツ進めておくことをおすすめします。

一日どれくらい勉強が必要?

ここからはテスト勉強の目安時間を紹介していきます。テスト勉強はメリハリをつけ、自身のスケジュールに合わせて無理なくコツコツ続けることが大切です。


平日は帰宅後、2~3時間を目安に学習計画を立てましょう。必ずしも夜に勉強時間を確保する必要はありません。夜は疲れて勉強がはかどらないと感じる場合は、朝少し早起きをして勉強時間を作るのもおすすめです。


ただし部活がテスト休みに入るまでの期間は、毎日2~3時間を確保するのは難しいでしょう。無理に時間を確保するのではなく、30分からで構わないので毎日継続して勉強を進めることを意識してください。


1日を通して時間を確保できる休日は、8時間を目標に学習を進めましょう。休日は、まとまった勉強時間を確保できる貴重な機会です。ダラダラと過ごしてしまいがちですが、メリハリを意識し、勉強に集中できる環境を整えましょう。


テストまでの自身のスケジュールを加味することなく目標時間を決めてしまうと、思うように進まずモチベーションが低下する恐れがあります。初めは学習時間が長いと感じても、継続することで自宅学習のリズムが作れるでしょう。

夜更かしや徹夜に注意

ただし、勉強時間を捻出するために睡眠時間を削ることはやめましょう。中学生は成長期にあたり、8~10時間程度の睡眠時間が必要だと言われています。特に部活動等で忙しい方は睡眠時間を削ってしまうと、日々の疲れがとれません。


睡眠時間が短くなると、翌日眠気と戦って勉強をすることになり、結果として勉強に集中できなくなります。疲れている場合は無理せず早く休み、翌朝早起きして勉強をするなど工夫をしましょう。勉強をするために、夜更かしや徹夜をするのは厳禁です。


効率的なテスト勉強には、十分な睡眠時間も必要不可欠です。

テスト勉強に必要なものは?

テスト勉強を始める前に、下記のものを準備しましょう。


・筆記用具
・教科書、ノート、ワーク、授業で配布されたプリント
・テスト範囲が分かるもの


定期テストは普段の授業内容で構成されることがほとんどです。授業で使用している教科書やノート、教材を揃えておきましょう。


また学校から配布されるプリントなど、テスト範囲が書かれているものも用意してください。教科書や教材ごとにどのページが該当するのかを把握することが大切です。


勉強に必要のないものは目につくところから動かし、勉強に使うものだけを机に出しておくことをおすすめします。

中間・期末テスト勉強のコツ!

過去問で復習をする

過去問が手に入るようであれば、過去問を使って復習しましょう。テスト勉強で大切なことは、様々な出題傾向に慣れておくことです。暗記を繰り返す勉強法では実践的な学習とは言えません。


先生によっては、テスト対策プリントとして過去問を事前に配布してくれる可能性があります。必ずしも同じ出題形式とは限りませんが、過去問を使って実践的に復習することは知識の定着に役に立ちます。

見落としを防ぐ

定期テスト本番は見落としによる簡単なミスや、ケアレスミスに注意しましょう。良い結果を残そうと意識すると、テスト当日に緊張して実力が十分に発揮できない恐れがあります。


テスト勉強の際は時間設定をしたり実践的な問題を解くなど、テスト本番を想定した環境で勉強する時間を作りましょう。テストの形式に慣れておくことでリラックスして本番に臨め、見落としを防ぐことができます。


勉強中にケアレスミスが多発する場合は、自分のミスを見直し傾向を掴んでおきましょう。

効率のよい暗記をする

暗記事項が多い場合、効率を重視した勉強法を意識しましょう。社会をはじめとする暗記科目や、英単語など、暗記事項がたくさんある場合は現在の理解度を整理する勉強法がおすすめです。


暗記事項をもとに単語カードや暗記ノートを作成し、一通り確認しながら分かるもの、分かるが理解度が不安なもの、分からなかったものの3つにグループ分けしましょう。分かるが理解度が不安なもの、分からなかったものから先に定着を図ることで、効率的に暗記を進められます。

計画的に勉強をする

定期テスト、特に教科数の多い期末テストは前もって勉強計画を立て、スケジュールに沿って勉強を進めましょう。幅広いテスト範囲を網羅するためには計画的な勉強が必要です。


テストまでの日数や確保できる勉強時間を計算し、どの内容をどのペースで進めていくかを決めましょう。1日の学習予定を書き出し終わったら、チェックをしていくことで達成感が得られ、勉強のモチベーションにもつながります。

中間・期末テスト勉強の注意点!

ノートをきれいに作ることだけに熱中してしまう

ここからはテスト勉強の注意点を紹介していきます。


まず、ノートをきれいに作ることに熱中しすぎるのはやめましょう。テスト勉強はインプットとアウトプットの両方が必要です。知識を整理するインプットのみに時間を費やすると知識が曖昧になったり、実践的な問題の解答に結びつかなくなる恐れがあります。


ノートまとめに時間をかけすぎないよう注意しましょう。見た目の綺麗さを意識するのではなく、赤シートで隠せるようにするなど、アウトプットの学習にも使えるように作成するのがおすすめです。

ワークの答えを写して満足してしまう

次に、ワークや問題集の答えを写し、できた気にならないよう注意しましょう。解答欄を埋めて満足せず、分からなかったところは知識として定着させていくことが大切です。


解説を読みこみ内容を理解すること、暗記事項の場合は単語カードなどに書き出し、次に同じ問題が出たときには解答できるよう意識しましょう。ワークを進めていくことが単純な作業にならないように注意してください。

カンニングをしない

ワークの正答率を上げるために、教科書などでカンニングするのも厳禁です。問題演習や繰り返し暗記をする際には、理解度や定着度を正しく把握することがポイントです。


問題演習は何も見ずに行い、どこでつまずいたのかを明確にしましょう。つまずく箇所を見つけることで効率的に苦手を克服できます。自分の理解度を把握したうえで教科書の学習へ戻る勉強法がおすすめです。

5教科の科目別テスト勉強の方法

国語

ここからは教科別におすすめの勉強法を紹介していきます。


国語は現代文、古文、漢文の3つに分類され、ノートの復習と語句などの暗記がポイントです。現代文は問題となる文章のなかに答えが書かれています。授業のノートをよく読み返し、ポイントとなった箇所を復習しておきましょう。


古文や漢文は文法と単語を暗記し、文章の意味を正しく読み解けるようにしましょう。現代文の分野でも漢字の読み書きは、出題されやすい傾向にあります。効率的に暗記を進めましょう。

英語

英語は、覚えたい英語・文法を隠しながら頭の中や声に出して答えるスクワット勉強法がおすすめです。


英単語や例文を覚えることで、解ける問題が増え、長文読解にもチャレンジできるようになります。ただし、暗記事項が多いとただ目で眺めているだけでは覚えられません。書く、声に出して読むなど手や口を動かして覚えていくのがおすすめです。


教科書に出てくる英文は、和訳とセットで覚えていきましょう。単語や文法の知識を増やしていくことは今後のテスト勉強や高校受験にも役に立ちます。

数学

数学は習った公式を正しく覚え、問題のなかで使いこなすことが大切です。様々な出題パターンに対応できるように、また応用問題にも挑戦できるように、何度も問題演習を重ねて公式をマスターしましょう。


計算力も問題をスムーズに解いていくために必要不可欠です。問題演習を重ね、計算のスピードや正確性を高めていきましょう。数学は一度つまずくと今後の学習にも影響してくるので、しっかり理解を深めることが大切です。

社会

社会は暗記科目ですが、ただ用語を覚えていくのではなく、いくつかの用語を関連付けて覚えていく勉強法がおすすめです。歴史分野であれば、どうしてその出来事があったのか、誰が関わっているのかなど時代の流れとして整理して覚えていくとよいでしょう。


地理分野の場合は、地域の天候や地形、産業や農業にどのような特徴があるのかを書き出し、関係することをまとめていくのがおすすめです。自分なりに整理し関連付けることでスムーズに暗記を進めることができます。


覚えた用語は問題集などでアウトプットすることも忘れないでください。

理科

理科も暗記事項が多く普段聞きなれない言葉がたくさん出てくるため、図などを使ってイメージと一緒に覚える勉強法がおすすめです。言葉として覚えていくのに比べ、イメージと一緒に覚えることで理解が深まります。


社会同様、覚えた知識は問題演習で定着させ、少しずつ学習を進めていくことで定期テストの点数アップにつながるでしょう。特に物理分野や化学分野は、覚えたことを使いこなす学習も必要です。

後回しになりがち?副教科の勉強方法は?

期末テストには上記5教科に加え、4つの副教科のテスト勉強も必要です。主要教科に比べ対策を後回しにしがちですが、テスト結果は内申点にも影響してくるためしっかりと対策をしておきましょう。


副教科の場合はワークや問題集がない教科がほとんどです。教科書をしっかり読み、授業中に配られたプリント等があれば復習しておきましょう。問題集がない科目は先生のオリジナル問題が出題される傾向が多いです。


普段の授業から先生の話を集中して聞き、ポイントを押さえておくことが、テスト勉強につながります。期末テスト対策では副教科を後回しにせず、学習計画に組み込みましょう。

テストの前日に出来ること

テスト前日は、翌日実施される教科の見直しに時間を使うのがおすすめです。


翌日から始まるテストに万全の状態で臨めるよう、テスト範囲の勉強は前日までに全て終えられるように計画を立てましょう。全範囲の勉強が終わっていないと焦りが生じて夜更かしにつながる恐れがあります。


テスト前日はこれまでのテスト勉強で不安なところや苦手なところをおさらいする時間にしましょう。テスト勉強を進めるなかで、直前に確認したいところを書き出した見直しノートを作成しておくのもおすすめです。


見直しが済んだら夜更かしはせず、実力を発揮できるよう早めに休むようにしてください。

テスト終了後にするべきこと

テストが返却されたら、必ず間違えた箇所を復習しましょう。自分の答案と正答を比べながらどこで間違えたのかを考え、正しい知識を理解、定着させることが大切です。


テストが終わるとつい気が緩みがちですが、定期テストの躓きは今後の学習内容や高校受験に影響してきます。分からないところを明確にし、自分で理解できないところは早めに先生に聞いて解消しておきましょう。


テスト前に集中して勉強した記憶は、そのままでは短期記憶となりすぐに忘れてしまいます。復習し定着させることで、長期記憶として蓄積していくことが大切です。

まとめ

中学校の中間・期末テストは、早めに対策を進めることがポイントです。日頃から授業に集中し、予習や復習をする習慣を身に付けておくことが定期テスト対策につながります。計画的に勉強を進め、余裕をもって定期テストに臨みましょう。


教科の特徴に合わせて効率的に勉強を進めるのも大切です。各定期テストで高得点を取り、その先の高校入試につなげていきましょう。

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